PROJECT
ロータスケアセンター解体祭
〜まちと繋がる「はじまりの物語」〜
都市テクノ、医療法人弘仁会、病院マーケティングサミットJAPAN、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所と共同で「ロータスケアセンター解体祭〜まちと繋がる「はじまりの物語」〜」を開催し、2日間で延べ800名様にご来場いただきました。
今回の解体祭は、2024年11月より解体が決定している「ロータスケアセンター」で、これまでお世話になった建物への感謝や、より地域に根ざした老健施設となる第一歩として、まちの方々と共に「ロータスケアセンターの新たな幕開け」を祝う2日間をコンセプトとしております。
解体祭当日は、らくがき企画はもちろん、施設の歩みを振り返る年表展示、介護相談ブース、ロータス盆踊りの4年ぶりの復活や、
船橋ならではの「食」「アート」「スポーツ」を楽しめる企画をご用意いたしました。
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What kind of place?
開催地の千葉県船橋市は、豊かな自然と利便性が融合した魅力的なエリア。
ロータスケアセンターが位置する藤原地区は、その中でも公園や緑地が多く点在しており、四季折々の風景を楽しめる「豊かな自然環境」が魅力の一つ。
センター周辺には自然豊かな公園や散策路もあり、訪れる人々はリフレッシュしながら心身のケアが受けられます。
敷地内の保育園に通うお子さまから、利用者様やそのご家族、施設の職員の方々まで、幅広い世代と共に歩んできたロータスケアセンター。
これまで紡がれてきた想い出と共に、「地域に開かれた新たな老健施設」が幕を開けます。
CONTENTS
1. 復活!ロータス祭り
毎年開催していたロータス盆踊りが、コロナ禍を経て4年ぶりの開催。千葉県で笑顔と健康の輪を広げる活動を行うベジガールズとのコラボ企画。
過去に感謝し、まちと新たな施設の幕開けをお祝いします。
2. らくがき大作戦!
解体される旧施設を彩るらくがき企画。
今回は千葉県域で展開されているタギル美術教室とのコラボし、普段は許されない壁中に、大人も子供も自由に建物を彩ります!
3. みんなでつくる年表
施設の歴史を振り返る年表展示。
ご来場の皆さまも書き込める年表となっており、施設の歴史と照らし合わせながら、自分自身の歴史を振り返る機会に。
4. 解体ショベルカーフォトブース
旧施設をバックにショベルカーと記念撮影が可能なフォトブースをご用意。
実際に工事で使用される重機に乗ってみよう!
5. ミライに繋がる再生コンクリート展示
解体の廃材が新たなコンクリートになるまでの「再生工程」に触れる技術の展示。
解体された”がれき類”を、今後どのように生かしていくのか、未来に向けた挑戦の第一歩として、
「東京大学生産技術研究所 建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」、「武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所」協力のもと実施。
6. ミライのまち美術館
船橋のミライを想像し、まちの方々に描いて頂いた絵画展示。皆さんは、まちにどんなミライを描きますか?
7. 新築お披露目ゾーン
地域に開かれた施設を目指すロータスケアセンターの、新築内部を一足先に一部お披露目。
新旧施設の変成を楽しめる貴重な機会。
8. ロータスケアセンター / 板倉病院企画
板倉病院/ロータスケアセンター主催の特別ブース出展。
ロータス主催の「健康体操」や「地域デザインカンファレンスの開催」や、身体を使って楽しめる企画等を用意。
9. 地域のスポーツチームコラボ
地域のスポーツチーム「船橋FC」と「SAKURA FUNABASHI」とのコラボ企画。
選手と身体を動かして健康的な1日をスタート!
10. まちのキッチンカー出店
沢山遊んだあとは腹ごしらえ!キッチンカ―出店台数は5店舗様以上をお呼びし、幅広いジャンルのグルメをご用意。
11. 謎解きブース
会場のいくつかのブースに隠された謎を解き明かすとある秘密が分かるかも!? 目指せ全問正解!
GALLERY
来場者様VOICE
- 同じ地域でありながら、知っているようで知らなかった施設の歴史を改めて知ることができ、大変興味深い機会でした。
- 建物自体は無くなってしまうが、今日の記憶は忘れられない思い出となり、新たな施設での機会が楽しみになりました。
- 是非これから、解体祭が他の身近な建物にも広がれば良いなと思いました。
- 卒園後、久しぶりに先生たちと再会できて安心しましたし、先生たちも楽しそうで、まるで同窓会に来たような気分でした!
- 子どもたちに普段できない大胆な遊ばせ方を、家の近くできたことが不思議な体験でした!
協力者様VOICE
Ojiro Yabuki
地域のらくがき教室 講師
当日は施設をイメージしたモチーフのライブペイントや"全力ラクガキ"という名目で施設内の壁床窓にスプレーやアクリル絵の具などさまざまな画材を使い解体される施設の壁面を子供達と一緒に自由に彩るという企画をさせていただきました。 普段は地域で美術教室の講師をしていて、生徒も20名ほどきて一緒に施設内を縦横無尽に駆け回りながら思い思いのアートを壁面に手掛けてくれました。 惜しみながらも解体祭を通してより深く施設の歴史を一人一人が刻み新しく歴史が動いていくことを感じることができたのではないかと思います。